大川、おお・・かわった!

Categoryはみだし者日記
はみだし者です。

恒例の産地「大川」への研修旅行。
楽しくもあり、社長の怒号響く厳しい三日間。
そして食い倒れの胃袋強化ツアー。

お客様には恐縮ですが、
三日間の売り上げより、大変身になる三日間。
この無礼は、今後のブームスの成長でお返し致します。


---- この先は業界人向け ------


さて、大川。

年に1回しか行かないスタッフが
「面白いほど去年と雰囲気が変わりましたね」

新商品の数でも、メーカーの多い少ないでも
企画の内容でも何でもなく「雰囲気」だそうだ。

俺もメチャクチャそう感じた。
感じたには理由があるはずなので、
目に見える範囲での違いを書いてみようと思う。

・ダブルの背広にスラックス姿が減った。
・加齢臭くささが、かなり弱まった。
・笑顔がよく目に付いた。
・何処の会場も不思議な活気があった。
・その割りに駐車場の車は少なかった。
・会場から空港までのリムジンバス、普段は2,3人しか
 乗っていないのに、今回は満席近かったとのこと。
・佐賀空港のお土産物屋に、なんと行列が出来ていた。
・木曜日、帰りの東京便は完全な満席。

これ、完全に今までの客層と入れ替わってますよね。
というか、完璧に「やる気」のある人達が集まってます。
聞いた話によると、純粋な家具屋以外の人達が
多かったとのこと。それは内装関係とか
コーディネーターとか不動産、建築関係。
お土産物屋の行列が、普段来ない人達が
来た事を表してるし、気持ち的に高揚したから、
お土産の購入に至ったんだと思う(ディズニー理論)

以上はゲストについて。


さて、出展者側はどうでしょう。
・新商品など新しい提案をキチンと
 してるところは賑わっていた。
・安売り用?価格訴求型のブースでは
 余り笑顔が見られなかった。
・ゲストに比べて活気がなっかた。ゲストに負けていた。

しっかり提案とメーカーの特色を打ち出して、
且つモノに見合った適正価格を打ち出してきている
メーカーさんは賑わっていました。
当たり前ですね。

従来の売れ筋商品に縛られ、変化が目に見えない
感じられないところは、静かでした。
当たり前ですね。

各メーカーのショールームも回りましたが、
だいたい何処も盛況で、驚いてはいけないのですが
驚きました。

去年との余りの違いに。

会場はブースの大きい小さいに、
ブースの出来の良し悪しに関係無く、
しっかり方向性を打ち出して、
「今」のマーケットに合っている所が
賑わっていたように感じます。


と言う事は、

大川新春展は、品評会やコレクションの場ではなく、
コンテスト会場でもなく、
商いの場としての成熟に力を注ぎ、
新化していくべきと感じました。

年4回もやってるから、惰性はあるかと思います。
一回一回が真剣勝負、コレが駄目なら次はアレみたいな
スピーディーで大胆な挑戦と撤退と挑戦が、
今後もこの空気感を維持できる秘訣かと思います。

企画で人を寄せようとしないで、
原点に帰り「家具産地」「個々の家具の魅力」と
ここで何でも買える!という純粋な魅力を
前面に打ち出していくのも秘訣かと。


色んな逆転現象が見えたのも、
変化を感じた要因かも。

とにかく、僕としては良い意味で
(過去に固執してる人には悪い意味で)

「大川、おお・・・変わった!」

と思える三日間でした。

ブームス的には、普段FAXで注文しないような
チャレンジ商品を沢山買い付けてきましたので、
これからがとても楽しみです。


多分、相変わらずの2割バッターだと思うけど。


はみだし者です。

5 Comments

eve  

来ました

電話ありがとうございます。

2011/01/15 (Sat) 15:39 | REPLY |   

BigLove  

まとの絞り方次第では

近隣諸国から、日本の家具産地にじゃんじゃん買い付けに来る。
そうなっても、不思議じゃないんですよね、きっと。
フランス人が、イギリスやイタリアやスペインやフィンランドの家具を買い付けに行くであろうように。

2011/01/16 (Sun) 00:42 | EDIT | REPLY |   

はみだし者  

> eve 様
遅ればせながら、ありがとうございます。
以上が率直な大川新春展の感想です。
ご参考までに。

2011/01/23 (Sun) 20:27 | REPLY |   

はみだし者  

> BigLove氏

お久しぶりです、大愛氏。

「近隣諸国から、日本の家具産地にじゃんじゃん
 買い付けに来る。」

これ目標っすよ。
俺らがイタリアの田舎町や、
スペインの外れや、中国のあんなトコまで
わざわざ買いに行くのは何なんでしょう。

日本の家具を売るために、
上海に店を出したり、ミラノやNYに
わざわざ日本の出資で店を出すなんて、
コマーシャルとしては良いかと思うが、
ちょっぴりドーカとも思う。

買いに来てもらう程になりたいですね、日本。

その為には、伝統にだけ執着をしない
文化と適正価格の追求かなとも思います。

日本に何が求められているか、
しっかりと見据える事じゃないですかね。
日本らしいクールなデザインで勝負。

2011/01/23 (Sun) 20:38 | REPLY |   

BigLove  

にじみ出るもの

先日、ブエノスアイレスでのタンゴダンス世界大会を密着取材した番組を、TVで観ました。
優勝候補たちのダンス、醸し出す情感がそれぞれに濃くて、
いやぁ、こりゃアルゼンチン人の生きざまに根差してるなぁ、
日本人には真似できないや・・・

ところが!
優勝したのは、日本人アラフォー女性と20代アルゼンチン人男性のペア。

大型バイクが趣味だったり、ミュージカル女優をやられてたりと、とても活発なひとなんですが、
彼女の踊りは、どこか日本人的。
たぶん、意識しているわけじゃないんでしょう。
意識して出せる領域でもなさそう。
でも、その薄味な情感が、アルゼンチン人にとって”奥ゆかしさ”を感じさせ、新鮮で魅力的だった。

もちろん、テクニックも身体能力も、他の優勝候補同様一流だからこそ、なんでしょうけれど。


日本人にしか醸し出せない味、
あの会社にしか、私にしか、あなたにしか醸し出せない味って、
きっと必ず、あるんでしょうね。
知ってか知らずかのうちに。

世界で揉まれながら、
己が”ベストだ”と感じるものを提供すれば、
その味に魅力を感じてくれるひとは、
国境を越えて居るのかもしれませんね。

そう遠からず中国は、
自国内の需要を満たすのに精一杯になるほどの高度経済成長期に入るのではないかなぁ・・・。
むしろそのあとが、試練なのかもしれません。
イタリアのように、他国から買い付けに来てもらえるほどの”味”を身に着けているかどうかの。

2011/01/24 (Mon) 23:59 | EDIT | REPLY |   

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