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昔々の悪い話(ネットショップ編)

Categoryはみだし者日記
山崎です。

何年も前の話です、中国の外れの家具工場に行った時の話です。
そこには工場を管理する日本人経営者がいました。

工場内をキョロキョロ見ていると、ソファーの骨組みが積み上がってる場所に来ました。
その時その経営者が「あ、そこは見ないでください、特殊な仕事なので」と言いました。
ソファーの骨組みなのですが、とても細い雑木で雑に作ってある酷いものでした。
こりゃ確かに特殊な仕事だ・・・こんな骨組みを通常作ってるような工場じゃないのに。

「山崎さん、聞いて下さいよ」その経営者はおもむろに話し始めました。

「工員を食べさせる為に日本のネットショップの仕事も始めたのです。皆が良い物を提供しようと、フレームをしっかり作ったんですよ。」

「それは良い事じゃないですが、でもそれはこれじゃないですよね?」

「ところが先日、そのネットショップの人達が検品に来てこう言ってきたんです。」

「なんと?」

「こんなにフレームはしっかり作らないでください、もっと細い木で、間のささえの木も3本を2本に、釘も5本を3本に減らしてください」

「なんでそんな事を言うんですか?コストの事ですか?」

「1年半で壊れるように作ってくれ、1年では保証期間なので困る、1年半で壊れるようにが目的だそうです」

「えーーーーーー!!また何で?そんな事したら二度とそのショップでは買わないどころか評判が下がるじゃないですか?」

「大丈夫だそうです、別ブランドでいくつも店を持っていて、1年半で壊れればまた別の店でソファーが売れるという事だそうです」

これを聞いたときはとにかくショックでした。
そのネットショップは当時も業界では名の知れたネットショップ専門のインテリアショップだったからです。

「もっと良くしろ」の検品はわかりますが、「もっと悪くしろ」の検品は前代未聞・・・これがネットショップのやり方なのかと、とても悲観的に思いました。

でも、その時こうも思いました。

「こんな人を騙し裏切るような商いをやってるところなんて、絶対に繁盛するはずが無いし、すぐこの世から消えるだろう!!」



現在その会社は売り上げを120億円を超し、マザーズに上場するほどに成長しています。
ブームスとは圧倒的な差で成長を今も続けています。

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