「地域ナンバーワン店」「××地区 最大級」の終焉

Categoryはみだし者日記
山崎です。

先に申し上げます。
自分の考えは日々変わります。
昨日の言葉も明日にはひっくり返すこともあります。
それは世も自分も日々変化と進化をしてるので、
たった一日でも過去の発言は、発言した当時は正論だとしても、
たった一日でも進んだ先では、曲論の場合も多々あります。

この事は次回に詳しく書きたいと思います。

「地域ナンバーワン店」このキャッチコピーのお店の大概の店自慢は
「売り場面積」と「品数」です。

「個性」や「セレクト」や「センス」を売りにしてるところは皆無に思います。
広~~~い売り場に沢山の品数は、魅力的ですしお客様も嬉しいでしょう。

ただ地域ナンバーワンはナンバーワン店のみがその恩恵にあやかれます。
2番や3番になった時点で、その広い売り場や多い品数が一気に重荷に代わります。
重荷どころか・・・・デメリットにもなりかねません。

なぜか。

お客様は「地域一番」の広さや品数にお店の魅力を感じて来てくれていたからです。
それをうたい文句にしていたんだから仕方がありません。

重荷どころか・・・・デメリットになる理由は何か?

昔のように沢山物が売れて、家も人も増えた時代は色んなものが売れました。
多種多様の時代は良いですよ、ソファーが100台あっても。
今は全くの逆です、多種多様の時代ではありません。
インターネットの情報伝達のスピードのお陰で、売れる品は全国どこでも同じものです。
売れるものに偏りが見られます。そしてその流行りの変化も早いです。

とある売れてるネットショップでは、たった3種のソファーで売り上げの40%を築きます。

同じ売り上げを作るに100種のソファーと5種のソファーでは、その利益の生み方は歴然です。
在庫管理も、品質管理も、開発も全て1/20ですよ。仕事が減る=利益が上がるです。

そして流行が変わったとき、広さと品数を誇りにしてきた店は、その体を速やかに変える事は困難です。
流行の売れ筋ソファーを10種入れても、1割の変化ではお客様に気付きにくいです。

個人的に思うのですが、数の力で勝負する
「地域ナンバーワン店」や「××地区 最大級」のような店の時代は終焉したと。

東京でナンバーワンの売り場面積を誇る店の現状はどうでしょう。
1000台ソファーがあろうが、お客様が欲しい1台が無ければ、それは展示ゼロと同然。
言葉悪く言えば、広い売り場に数を並べて売るのは市場の事がわからないから
下手な仕入れも数うちゃ当たる・・・の無能な商いと思える売り場を見る時もあります。

広い売り場、沢山の品数がある事が悪い事ではありません。
昔のように「数の力」を店の自慢にするのは怖いと思います。

それよりもプロとしての「目利き」や「信頼」や「スタイルの提案」を
売りにしていくのが、中小インテリアショップが取るべき選択では無いでしょうか。

減らしましょう!品も売り場も労働時間も。
大丈夫です、減らそう!と動いたところでそう簡単には減らせませんから。
減らそうとする思考が、利益を生む思考に繋がります。

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山崎