上海ディスニーランドと30年前の日本

Categoryはみだし者日記
山崎です。

先日、隣国の中国上海に「上海ディズニーランド」が
めでたくオープンをいたしました。

祝うべきである隣国のこの出来事に
連日行われている日本の報道の内容といえば、
「割り込み」「喫煙」「小便」「食事」「パクリ」などなど一部の中国人のマナーの事ばかり取り沙汰されて
国際人としての日本人の品位を落とす内容の報道ばかりでとても残念に思います。

なぜ、隣国の祝うべき出来事を、
素直に祝えないのでしょうか?
これが他国であったらこんな偏った
報道をしたでしょうか?
それほど日本はマナーに優れた国でしょうか?

たった30数年前、
東京ディズニーランドには灰皿がありませんでした。
今の時代よりずっとずっと喫煙率は高い時代の話です。
夢の国には灰皿が似合わないという理由で
灰皿がありませんでした。
今のように喫煙エリアもありませんでした。

では園内で喫煙者はどうしたのでしょうか?
どこで喫煙しても良かったのです。
吸殻はどうしたのでしょうか?
そのまま道に捨ててください、すぐに
カストーディアル(掃除の人)が掃除いたします。
これがルールだったのです。

たった30年前の東京ディスニーランドですよ?

日本のサービス産業は33年前に東京ディズニーランドが
出来て劇的に変わりました。(進化じゃなく変化です)
日本はディズニーランドから産業としてのおもてなしを学び、古来日本人が持っている「おもてなしの精神」と相まって
今の日本のサービス産業のスタイルが出来たといっても全く過言ではありません。

それほど日本にとって33年前の東京ディズニーランドの
オープンは大変革(文化・文明として一歩前進)をもたらしました。

何度でも言います、たった30年前の出来事です。

そんなほんのわずかに学びが先を行ってるだけで、
隣国のマナーの悪さをあざ笑い卑下するような報道は、
まるでジャングルで暮らす人が裸で暮らしてるのを
あざ笑い卑下してるのと同じだとしか思えません。

なぜなら文化がほんの少しだけ違うだけなのですから。
文化がほんの少しでも違えば価値観が違うのも当然です。

それに、中国の人たちが全てマナーが
悪いわけではありません。
悪い人もいますが、マナーを知らない人もいます。
皆でマナーを守ることの心地よさを
知らない人もいます。

日本がディズニーから多くを学んだように、
中国もこれから多くをディズニーから学び、
より国際的なマナーや、そのマナー守ることの
心地よさなどをディズニーから体験し、
自然と学んでいくのでしょう。

この素晴らしい出来事に、
隣国として心からお祝いを申し上げたいです。

私たちはその昔今の中国「唐」や「隋」から
文化文明の多くを学んだ事を決して
忘れてはいけません。

人々の英知と努力、
そして外国との数々の出会いを通して
日本は大きく育ってきました。
そして未来、これからは世界中の人々と
お互いの文化を理解し、分かち合い、
平和で心豊かな世界を築きあげる時が
来てるのです。

他人の価値の中で育まれた偏った視点と思想は捨てて、
日本人として正しく隣国の発展をお祝いしましょう。
世界はより良い場所へと変わっていくのですから!




山崎