人に関心、人に無関心

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山崎です。

以前、西新宿のワシントンホテルに泊まった時のこと。
茨城へ帰るために、朝の通勤時間帯に高層ビル群から
新宿駅へと地下ダンジョンのような長い距離を歩いた。

正面からは台風後の川の流れのように人人人人が
全く途切れること無く、太く延々とこちらに向かって歩いてくる。
さすが新宿、なんて人の多さだろう。

駅につくと改札はまるでダムの放水。
一旦離れ、息を整え(人多すぎて苦しかった)
意を決してダムの放水の中へ飛び込む。

改札の中は更に複雑。
ひと5人分くらいの急流が、右から、左から、右斜めから、
後ろから、もうあちこちから急流や岩が押し寄せる。

単独小舟の自分は左斜め前の「池袋・田端・上野方面」と
書いてある穴に落ちたいのだが、流れに巻き込まれて
前に進むことも出来ない。

全く流れが切れずにエンドレスにその
大蛇のような急流はうねうねと続く。

意を決して、手を右左に振りながら大きな声で
「どいてどいてどてどいてどいてどいて」と歩き出したら、
その無数の無表情の顔が流れてくる恐怖の流れが割れた。
歩く先の流れが切れ、自分は「池袋・田端・上野方面」の
穴に無事に落ちることが出来た。

久々に人が人に感じなかった時間。

人の多い都市部ほど、
人に無関心でなければ生きて行けず、
人の少ない地方ほど、
人に関心を持たないと行きていけないんだな

ガラガラ(1両貸し切り)の下りの常磐線の中で
そんな風に考えた朝でした。

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山崎

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